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一般社団法人日本サウンドスケープ協会
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第5回日本サウンドスケープ賞記念イベント


第5回日本サウンドスケープ協会賞記念シンポジウムのお知らせ
「サウンドスケープで繋ぐ 日本とアイルランド ―小泉八雲を手がかりに― 」

サウンドスケープとは、単なる音(サウンド)に留まらず、場所の気配や雰囲気、喧騒や静寂、さらには記憶の音・想像上の音までをも含む考え方です。西洋近代文明の中心からは遠いところで提唱されたそのコンセプトは今、日本文化との高い親和性をもって展開しています。
協会賞受賞者・庄野泰子氏は、建築等と関わりながら先駆的にサウンドスケープ・デザインを実践し、その最新作はアイルランドハウス中庭の“Water Harp Bench”。もう一人の受賞者・田中直子氏の仕事は、音の世界を切り口に自然界と交流する感性を取り戻す講座やワークショップの企画運営です。本シンポジウムは、お二人が語る自身のお仕事と、音の世界からのハーン論に長年取り組まれている西成彦氏のご講演を手がかりに、サウンドスケープというコンセプトの本質、そして日本とアイルランドの繋がりに迫ろうとするものです。

※第5回日本サウンドスケープ協会賞についてはこちらへ

会場:アイルランドハウス東京(駐日アイルランド大使館)

  〒160-0003 東京都新宿区四谷本塩町1-6
  アクセス: JR中央線、東京メトロ丸ノ内線・南北線 四ツ谷駅より徒歩5分

日時:2026年4月17日(金)17:00-19:30(開場16:40)

事前申し込み制(参加費無料)
・ご入場には事前登録が必要です。下のフォームからお申込みください。
・定員 40名
・申し込み締切日 2026年4月6日(月)
※お申し込みは先着順で、定員になり次第締め切ります。
※同伴者についてもお一人ずつフォームでお申し込みください。
※登録された方には、メールでご案内をお送りいたします。
※当日受付で、ご本人を確認できる写真付きの証明書(運転免許証、マイナンバーカード、パスポートなど)が必要です。

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プログラム

1) ご挨拶:アイルランド大使館 17:00-17:05
2) 佐藤亨:地名とサウンドスケープ 17:05-17:15
3) 庄野泰子:環境との詩的インターラクション〜領域を超えて〜 17:15-17:35
4) 田中直子:風景を “きく” ~呼び醒まされる身体・こころ・土地の深層~ 17:35-17:55
<休憩>
5) 西成彦:音とノイズに耳を傾ける~小泉八雲から~  18:00-18:30
6) 対談(西成彦×鳥越けい子):サウンドスケープで繋ぐ日本とアイルランド 18:30-18:50
7) アイルランド大使館主催の交流会 18:50-19:30

*中庭・ロビーで受賞者等のインスタレーション作品を体験することができます。
【サウンドスケープの作品展示】
 ・庄野泰子「Water Harp Bench」「オトホタル」(中庭)
 ・横内陽子「信州〜音逍遥」(ロビー)(協力:茅野市民館、小海町観光協会、小海おはなし本舗)

主催:日本サウンドスケープ協会
共催:アイルランド大使館
後援:日本アイルランド協会

出演者プロフィール

佐藤亨(日本アイルランド協会前会長 / 青山学院大学経営学部教授) 顔写真
専門はアイルランド地域研究、現代詩研究。主な著書に『異邦のふるさと「アイルランド」——国境を越えて』 (新評論)、『北アイルランドとミューラル』(水声社)、『北アイルランドのインターフェイス』(水声社)、『北アイルランドを目撃する』(水声社)、『アイルランドから東北へ——周縁と漂着の詩学』(新評論)、写真集に『アウラ草紙』(七月堂)などがある。現在、T. S. エリオットとシェイマス・ヒーニーの入門書を執筆中。

庄野 泰子(サウンドスケープ・デザイナー)
サウンドスケープの調査・研究を基に、デザインの実践を主に公共空間で行う。
また音と呼応する光のデザインも手掛ける。さらに文化庁の助成などで、音のワークショップやイベントを行い、ロンドン・パリなど海外のイベントやレクチャーにも招聘される。
主な受賞:海外ではAr+D Award最優秀賞、北アメリカ照明学会国際照明デザイン賞。 国内では日本建築美術工芸協会 AACA大賞、JCD日本空間デザイン特別賞、ユニバーサル・ デザイン賞など。

田中 直子(つながりSoundscape-Art/感性ワークショップスクール「オトヅレ」主宰)
東京藝術大学楽理科にて環境論研究から音楽やサウンドアートとの関わりを探り、大学院にて水琴窟調査や源氏物語における「もののね」研究に基づいて、サウンドスケープ論から音文化の美的構造論構築を試みた。
現在は、毎月「三宝寺池sense of wonderさんぽ」「五感歳時記~暮らしに探る季節の五感文化」講座を実施する他、音楽家等と「オトフル風景」「闇をきく」等、森や里山などでの多様なサウンドスケープ・ワークショップを続けている。

西 成彦(比較文学 / 立命館大学名誉教授) 顔写真
ポーランド文学研究から始めて、亡命文学・ディアスポラ文学、ポストコロニアル文学に絞った比較文学研究の可能性を追究している。小説であれ、詩であれ、それらは多様な声をうちにはらみ、他方で声に出して読まれることを期待してる。それらは文字以前の人類、さわがしい自然音のなかに、言語構造を有する新しい自然音をもふぐこませた先史時代の人類の記憶を呼び覚ますものでもあるのである。主な著作:『死者は生者のなかに:ホロコーストの考古学』(みすず書房)『声の文学』(新曜社)『ラフカディオ・ハーンの耳、語る女たち:声のざわめき』(洛北出版)

鳥越 けい子(日本サウンドスケープ協会代表理事 / 青山学院大学名誉教授) 顔写真
専門はサウンドスケープ研究、サウンドスケープ・デザイン。「西洋近代文明の枠組み見直し」にも繋がるサウンドスケープ概念を踏まえ、全身感覚に根ざした聴取文化の推進に向けて、現代社会にさまざまな形で内在する環境文化資源を引き出し、それを新たに利活用する方策の創造と研究に取り組んでいる。
著書に『サウンドスケープ:その思想と実践』、訳書にR.M.シェーファー著『世界の調律』『サウンド・エデュケーション』等。


【作品展示】

横内 陽子(サウンドデザイナー / ラジオディレクター)
世界初の衛星放送によるデジタルラジオ放送局St.GIGAで各地のサウンドスケープを紹介する番組を企画制作、CS放送「MUSIC BIRD」で音楽番組を制作。東京都現代美術館 音環境プロジェクトのディレクター、調査・収録。福岡アジア美術館開催「絵本ミュージアム」の音演出、大林組本社サウンドデザイン等を制作。現在、放送大学非常勤講師。サウンドスケープ論、サウンドデザイン、現代音楽等を担当。


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